国語の勉強方法

2019年09月27日

女の子を好きになりなさい

国語の読み取りです。
共学校も受験するのならば、恋心を描いた作品が出てくることもあるでしょう。
男子校だけならば、その確率は低いのですが・・・。


さて、昨日やったのがシャイな女の子の恋心を描いた作品でした。
恥ずかしくてデートに誘えない。友達に頼むかどうかで悩んでいる・・・・。

みたいなやつです。



息子は「人見知り」という言葉を知りません。全く理解できない人間です。
ですから、告白できない、でも何とかしたい、というこのじりじりした気持ちを全く理解できないようなのです。

ですから、その部分の問には全く答えられていませんでした。


さて、これはどうしたものでしょうか。



クラスメイトを例に出して話をしてみました。

「吉田さんは誰彼構わず話をしてくるだろう」
「そう。男女関係ない」
「でね、彼女だけお主を別のあだ名でよんでたとするじゃん。それを山本さんがうらやましそうに見ていたとするわけだよ」
「いや、だけど吉田さんが今の俺のあだ名をつけたんだよ」
「だから、そういうことじゃなくって・・・・」



こんな感じで話が通じてきません。

そこで、息子にミッションを与えました。

「いいか、志望校に合格するために、好きな女の子を作りなさい。そして、告白しなさい」
「え?いないよ。」
「いつも話題にしている田中さんは?」
「いや、彼女はそういうのじゃなくって、仲間というか同志というか・・・・。」
「いや、そこから恋が始まるんだぞ。」
「無理だよ」




さて、今朝。

朝食時に犬が騒いだため、家内と息子の二人で朝食をとることになりました。
家内が息子に聞いたところによると
「話をしていて、反応がちゃんとあって話が通じる人がよい。顔は関係ない。」
というのが好みだということがわかりました。
あえて、芸能人で好みの顔を聞くと、
「そんなに知らないけど、北川景子はいい。」
ということです。

男子校に行ってしまったら、6年間男だらけの生活です。
今のうちに女の子を好きになる経験をしておくのも大事だと思うのですけどね。

でも、やつは共学に行きたいのかな。






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名前のが理由で読み取りできない

自分は同じ苗字の人に会ったことがありません。
印鑑は特別注文でなくても購入できます。

特別珍しい苗字ではありませんが、そんなにいない苗字です。

さて、今日の息子の国語。
最近は予習シリーズよりボリュームが軽い問題を時間をかけないようにやらせています。


登場人物の苗字がわが家の苗字でした。

息子にやらせる前に自分で読みます。

同じ苗字の登場人物は女の子です。

普通なら問題なく読み終わるのですが、どうしてもひっかかります。
まるで自分が物語に出てきてしまっているようなのです。


なんとも読みにくい文章です。


息子にやらせます。


同じような印象を持ったようです。


これで、ひとつ思ったことがあります。

息子の名前は一般的ではありません。
苗字もそうです。

物語を読んで、登場人物に同じ名前が使われる可能性が極めて低いのです。

もしこれが良く使われる名前や一般的な苗字だったら、物語文が読みにくくて仕方なくなりそうです。
息子はまずそんなことはありません。

珍しい名前を付けてよかったな、と・・・・・。





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2019年09月17日

読み取れない感情

息子は国語の読解はそこそこできています。

多少大人びたところがあるので、男の子にしてはいろんな感情を読み取ることができています。


昨日やらせた課題。
男の子が母親の愛情を渇望して、やらかしてしまう物語です。

男の子の年齢設定はおそらく5年生から中2くらいの間でした。

ほとんどの問にはこたえられていたのですが、ただひとつとてつもなくちんぷんかんぷんの答えを書いていました。
それが、「なぜこの男の子はそんなことをしたのか。」というところでした。


年齢的に近いし、男の子だし、当然読み取れるものと思っていましたが、予想外のダメっぷりでした。



息子は一人っ子です。
犬のお姉さんがいますが、あくまでも犬です。
両親の愛情は、欲するよりも前に与えられてきました。
それを当然だと思っています。

愛されていない子どもという存在をどうしても理解できないようでした。

どう説明しても、腑に落ちない様子でした。


自分にせよ、家内にせよ第二子です。
一人っ子とはすなわちこういうことなのか、とある意味驚きを持ってみたのでした。





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2019年09月09日

国語のキーワードの見極めができない

国語の記述式の問題。
これの回答は、美文名文は求められていません。
求められていることは、問題の文章中から必要な言葉を抜き出し、それを含めた文章を作ることです。

そのことは、何回も説明してあります。


ところが、その必要な言葉を「キーワード」という言い方で説明していました。

キーワードという意味が理解できてなかったようなのです。


入れるべき言葉・文章・ニュアンス・内容。
それがキーワードです。

ところが、英語的に「キーワード」いう言葉を理解していたようなのです。


「キーワードを書き出してごらん」
と、言ったところ
「A君が何々をした。だからこうなった。そして・・・・」

という文章を書き始めてしまったのです。



このキーワードを探しなさい、というのは1年半以上も言い続けています。にも拘わらず、全く理解していなかったのです。
そのくせ、国語のテストではそこそこの点数を取ってきます。


そこで、キーワードの意味をもう一度説明しました。

なんとなくわかったようです。


で、いざ問題をやらせてみると・・・・

相変わらずキーワードを抜き出す作業をやろうとしません。

いきなり80文字の文章を書きだしています。
それを繰り返す限り、必要な要素を全て入れ込むことはできません。


回答を書き終わった後、もう一度キーワードを書き出させてみます。
できません。


というか、ひとつも言えません。


説明しながら、必要語句を抜き出させる、と言う作業を繰り返すしかないようです。


家内はよくこの状態を1年半も教え続けていたな、と思うのでした。







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2019年09月04日

読解力と回答力

息子が小学校に上がる前までに、4千冊の読み聞かせをしました。
そのおかげで、読書好きになってくれました。

国語力は確かにあります。
物語を読み込み、その世界観をきちんと理解することはたいへん得意です。
問題として出されるのでなければ、読解力としてはかなりあるほうだと思います。


その読解力があるおかげで、英語力もついているように思えます。

では、中学入試の国語ではどうなのでしょう。


選択肢の中から選ぶパターンの場合は、かなり良い点数が取れます。
それが証拠に、全国統一小学生テストでは国語は二桁順位を取っています。

記述式の問題の場合、その国語力がやや邪魔している分がありそうなのです。


記述式の場合、基本的には問題文の文章や言葉をそのまま使うのが原則です。
ところが、問題文を読み、じぶんとして理解する手順で、自分の言葉に完全に置き換えているようなのです。そのこと自体は決して悪いことではありません。
しかし、回答と言うことで言えば、ちょっと困ります。


そして、一番不得意なことが見えてきました。

問題文の要約を書かせているます。そうすると、その問題文の中で、自分が気になったことを大きく描いてしまう傾向があるのです。そこはそんなに大事じゃないだろうに、と言うところが妙に詳しく描いてしまいます。
ひとつひとつ、注意しながらやっていけば、そんなにできないことは無いと思っていますが、回答に丸をつけていると、ちょっと悲しくなってきます。


要するに、読解力と回答力とは完全に一致はしないということのようです。

同じ問題を何回かやらせていって、回答力の精度を上げていきたいと思っています。





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