校風など
2019年06月25日
英語受験の学校がそこまでは増えない理由
英語が教科化されたら、もう少し英語受験の学校が増えるのかもしれません。
しかし、主流となっていくことは無いと思っています。
なぜか。
理由は二つ。
中学入試で英語を取り入れると、当然のように有名校・難関校は英検準2級程度の英語力での争いになることが予想されます。
入学時点での英語力がすでに準2級程度まであった場合、学校の先生がそれ以上の英語力に上げることができない、ということ。
そんな馬鹿な、と思うことなかれ。
大学入試の4技能化が十分に進まない理由のひとつは、高校での指導が対応できないからです。
なぜなら、ほとんどの先生がスピーキングやライティングの訓練をしたことがないのです。
ですから、当然教えることができません。
(ご自身で研鑽を積んでできるようになっている先生は当然います。しかし、そんなことをしなくても高校の英語の先生になることができます)
もうひとつの理由。
私立中学と学習塾は持ちつ持たれつの関係です。
私立中に入学するためには、ほとんどの場合塾に通わないと入れません。
塾も、私立中学受験というマーケットがあるからこそ成り立っています。
中学受験塾の大手上位3つ
日能研 生徒数およそ12000人
四谷大塚 提携塾を含めて6000~7000人
サピックス 50000人
この3つは、基本的に中学受験専門塾です。
ということは、英語を教えた経験がありません。
ですから、中学受験の主流に英語が加わってしまうと、塾の立場が危うくなってきます。
学校側は下手に英語受験を主流に据えてしまって、この大手3塾からの送客が止まってしまっては偏差値が駄々下がりになります。
ですから、塾のご機嫌を損ねるわけにはいかないのです。
ですから、「英語特別入試」とうたって、わずかな人数を入学させるにとどまっているんですよね。
帰国性入試を実施している学校は本当は英語入試をする能力はあるはずです。でも、やっていません。
それは、こんな理由もあるのでは?
と、思っています。
ただ、いつの日か大学入試が本当に変わってきたら中学入試も英語が主流になるかもしれません。
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secondaryexsam at 13:30|Permalink│Comments(0)
2019年06月07日
なぜ中学受験か(本人の意向編)
うちの子、結構変わっています。
普通の子がやるようなこと、やっていません。
普通の子が通過するよう「アンパンマン」
全く通過しませんでした。
テレビゲームや携帯ゲーム
ほぼ興味がありません。
テレビ
基本放送をそのまま見せることはありません。
選んで録画した番組を1.3倍速でコマーシャルを飛ばしながら見ています。
かなりマイペースな子なので、団体競技に向いていません。
でも、ハーフマラソンを走っちゃったりしています。
正直、クラスでちょっと「浮いて」います。
勉強をするのは、嫌いではありません。
学校の授業、簡単すぎるようです。
学校で「友達」と呼んでいる子は2学年以上も上の子だったりしました。
ちょっとクラスメイトに物足りなさを感じています。
この物足りなさのまま中学に進学することがちょっと考えられない。
それが、本人が中学受験を決意した最大の理由のようです。
自ら
「中学受験したい。」と言い出したのでした。
それをどのように叶えていくのか。
それは親の仕事です。
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secondaryexsam at 21:47|Permalink│Comments(0)
なぜ中学受験か(親の意向編)
わかりやすく書きます。
小・中・高・大のどこからでも入れて、どこから入っても大学まで行ける学校として、慶應義塾があります。
では、どこで入るのが一番楽なのか。
答は高校からです。
小学校から入るのは、一番見られるのはご家庭の状況。
中学校から入るには4教科受験で受験者の上位15%以内(受験率が20%ほどなので、実質的に上位3%)
高校から入るのは、中学受験で上位10%ほどが抜けた後の上位10%以内に入っていればOK。さらに3教科受験だから負担が軽い。
大学から入学するのは、全国の上位5%以内。
大雑把にいうとこんな感じです。
そうなのです。中学受験は必ずしも大学進学に於いて圧倒的に有利というわけではありません。
じゃあ、なぜ?
自分はそんなに中学受験に積極的ではありませんでした。
高校受験のほうが断然楽だから。
でも、やるんですよ。
やる、と決めざる得ない状況が見えてきたから。
それはなぜか。
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secondaryexsam at 11:29|Permalink│Comments(0)