英語の学習

2019年10月07日

英検の面接対策

昨日、英検の第2回試験が実施されました。
2次試験の面接まで1カ月ありません。

受験者数が多いのは3級と準2級です。2級まではそこそこいますが、準1級以上は本当に受験者数が少ないです。ですから、参考書もほとんと売っていません。


さて、面接対策です。
問1が渡された文章からの問に答えるものです。
問2と問3イラストからの質問です。

これは、過去問をやればどうにかなります。

さて、問題はほぼフリートークとなる問4と問5です。

3級の場合、中学生が受験する場合が多いため学校生活にかかわる質問が主になります。

かなりの確率で
「〇〇をした後、何をしますか?」
という質問がなされます。

そうしたら、こう答えましょう
"I read books. "
本当のことを言う必要はありません。
これで十分です。

さて、準2級の場合さすがにこのままでは通用しません。
ただ、準2級の質問はかなりの確率でこれです。
「あなたは、これはよいことだと思いますが?それはなぜですか」

そうしたら、こう答えましょう。
"I think it is good because it is good for envioment. "
これ、最強の答えです。
質問者が何を聞いているのか全く分からないことがあります。
その場合、この答えならばかなりの確率で会話として成立させられます。
これも、真剣に考える必要はありません。判断基準は「会話として成立しているかどうか」です。


面接試験の5問中1問がこれで正解をもぎ取れます。あとは、元気よく挨拶をしてパッセージ(文章)を読めば合格間違いなし!


英語教育について、散々書いているくせして英検対策はこんなかい!と突っ込まれそうです。
いいんです。
試験は試験です。
最後の手段を知っているかどうかで、心の余裕が変わってきます。
それが大事。


このパターンを使って合格されたらお知らせください。
おめでとうを述べさせていただきます。



secondaryexsam at 22:43|PermalinkComments(0)

2019年10月01日

英語のスピーキング、簡単練習法

英語の四技能入試に反対をしている公立高校の先生方。
みっともないのでやめてほしいです。
今更中止するほうが、かえって混乱することくらいわかっているはずです。
「事前に受験する費用や機会が・・・」
なんて言い訳は後付けです。
ただ単に、自分たちが四技能の指導ができないから反対しているだけにしか見えません。

一方、都立高校ではスピーキングのテストが導入されます。
東京都は学習の機会が多いから有利、と言うわけではなく、東京都の教育委員会には先が見えている、と言うことだと思います。


さて、その学習の機会ですがお金をかければどうにでもなります。
ではそれほどお金をかけずにやる方法は?


あります。
機械に手伝ってもらうのです。


今回、わが家が導入したのがこちらです。

これまでのアマゾン Echo スマートスピーカー with Alexaは、スクリーンがありませんでした。
それが、このEcho Show 5には、スクリーンがつきました。

単なるスマートスピーカーだと、全く惹かれなかったのですが、スクリーンがつくと違います。


英語の練習方法から。

設定で言語を英語にします。
アメリカ英語・カナダ英語・イギリス英語から選べます。
よほど好みが無い限り、アメリカ英語の選択で大丈夫です。

では、始めましょう!

もうアレクサは英語でないと、応えてくれません。

このスクリーンが付いたことの最大のメリット。
こちらの発音を全てスペリングにして表示してくれるのです。

どの文字が上手に発音できていないのかが一目瞭然になります。

文章として、意味をなしていなければ何も知れくれません。
"Tell me the weather forecast"

まずはこれから。

たったこれだけでも、聞き取ってくれなかったりします。

”グーグルで〇〇を調べて”
なんていうのも英語でチャレンジできます。

聞き取ってくれると嬉しくなって、ついついいろいろ話しかけたくなります。


これが大事。

人間相手では、こんなにいつまでも相手はしれくれません。

何かを教えてくれるわけではないのですが、わからないことははっきりとわからないと言ってくれます。
人間だとそこはちょっと遠慮して適当にいなされたりしますが、機械にはそれがありません。



あと、英語の設定にしておくメリットがひとつ。

余計な日本語を拾ってへんな操作をしてしまう可能性が無いことです。
デメリットがひとつ。
日本語のアプリが機能しません。

日本語のアプリを機能させるためには、設定を日本語に直す必要があります。



これ、日本語でデリッシュキッチンを使ったのですが、とても便利。
両手を使っていても音声で画面を戻せます。
手順を何回も確認しながら作れます。

いや~時代は進化するもんだ。


あと、小さい画面ながらアマゾンプライムビデオも見られます。
しばらくはわが家のおもちゃになりそうです。




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学校説明会などで、必ず
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その理由はこちらの記事をご参照ください。


secondaryexsam at 22:24|PermalinkComments(0)

2019年08月12日

予想以上の英語力

息子が夏期講習で通っている塾。
話を聞いていると、個性的でかなり優秀なお子さんばかりのようです。

おそらく、ほとんどのお子さんが英語はやっていたはずだ、と思っていました。


今日、息子がクラスの何人かに聞いたようです。

全員英語はやっていたそうです。

6人中
英検2級2名
英検準2級1名
英検3級1名
だったそうです。


全員やっていたことに驚きはありませんでした。
しかし、2級が2名もいたことは本当に驚きました。
3級を持っている一人だって、小学生としては大変良く頑張っているほうです。
そんな子が、霞んでしまうなんて・・・・。



主に開成・筑駒などの最難関を狙うクラスの子というのは、根本的にできが違うのだ、と言うことを思い知らされた出来事でした。








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2019年08月10日

学力を伸ばすための程よいプレッシャー

学力を伸ばすためには、本人にとって現在の実力よりもちょっと上のレベルを常に与え続けることが最適だと思っています。

ただし、中学受験の場合はそんなに悠長なことは言っていられません。
期限が決まっています。それまでに、志望校のレベルに到達していなければ合格はいただけません。

志望校と本人の実力が噛み合っていれば、合格できるのでしょうし、合格した後も着実に勉強を続けられるのでしょう。


さて、それに比べて英語です。

英語の勉強を始めるにあたり、思っていたことは「小学6年間と中高6年間は同じ6年間なのだから、小学6年間で中高6年間と同じレベルには達することはできるはずだ。」ということでした。

ちなみに、2017年で英検準2級に合格している高校3年生は40%(英検協会資料より
英検準1級レベルに到達していない高校教師はおよそ35%(英検協会資料より
つまり、英検2級を取得していると、高3の上位40%以内に入り、65%の高校教師と同じレベルだということになります。
さらに、準1級を取得すると、高3の上位3%以内でなおかつ教師の65%よりも英語力があることになります。


現在、息子は英検2級を取得済みです。
目指しているのは準1級。


2級まで取得させるためには、常に
「今できること」
よりちょっとだけ難しいことをやらせ続けていました。

やらせることを少しづつ変えながらやってきました。

先日息子が
「英語は、ずっと同じようにやってきたよね。」
と、言っていました。

こちらが、いろいろと考えてやっていたのに、本人は同じようにやっている感覚だったようです。
それは、与えていたプレッシャーが常に一定だったからでしょう。



ところがですよ。

2級から準1級は与えるべきプレッシャーがそんなに変わりません。

やることは、ひたすら単語。そして、文法の細かなニュアンスの違い。


これ以上でもこれ以下でもなく、これしかありません。

このひたすら平坦な作業を続けるしか次のステップに上がることができません。


自分が成長している感覚がなかなかつかめません。

息子は、この作業を本当に根気強く続けているのです。


受験にはない科目なのにですよ。
誰が評価してくれるわけでもないのにですよ。
ひたすら、自分のために続けています。

中学受験の勉強も、本人にとっては「程よいプレッシャー」なのかもしれません。





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secondaryexsam at 22:07|PermalinkComments(0)

2019年08月02日

なぜフォニックスからが良いのか(その2)

英語が「意味が分からないけど読んで発音できる」のと、「意味が分かるけど全く発音できない」のとではどっちのほうがよいでしょうか。


親世代の英語教育では、発音できることは全く求められていませんでした。
まして、英語の入試でリスニングなんて存在していませんでしたし。


入試を踏まえて考えると、これまでは読んで意味さえ理解できれば問題ありませんでした。


しかし、4技能が求められつつあります。
そうすると、「読めて発音できない」だと、4技能のうちreadingのみができることにしかなりません。


さて、意味が分かろうと分からなかろうと読むことができれば、リスニングはできるようになります。

フォニックスのルールを理解すし、発音ができるようになると、スペルがだいたい書けるようになります。crash crush clashみたいに紛らわしい単語(意味はリンク先をご参照ください)も、きちんと発音できれば書き分けられるのです。


何よりも、listeningが強くなりその結果、多聴が可能になります。聞いた言葉を同じように口から出せば、speakingができるようになります。speakingで話している内容を書けばwritingができるようになります。


そんなにいいのなら、さぞかし大変な勉強量が求められると思ったら間違いです。今、学校でやっている勉強量でもそれなりに身に付きます。


ちなみに、わが家が使ったのは下の教材です。
2年生で準2級に合格できたのは、これのおかげです。


この本のDVDは秀逸です。
26文字に2文づつ、この52文を全部覚えれば英検4級は合格できます。


あわせて、こちらのフラッシュカードも利用しました。
※英語だけが書いてあるフラッシュカードの利用はお勧めしますが、日本語が書いてある単語カードの利用はお勧めしません。



このセットでフォニックスはだいたいマスターできます。毎日15分、4カ月でマスターできます。
ぜひ、やってみてください。お子さんが小学生のうちに・・・。(中学生以上になると、恥ずかしがってやらなくなります。)




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